前の教官に教わった通りやったのに怒られたり、細かい所を注意されたり…
そして教官に怒られるのではとびくびくしているかも知れません。
下手すぎて上達しない、友達に置いていかれると感じることもあるでしょう。
なぜ合宿免許がつらい・帰りたいと感じてしまうのでしょうか?
それは、
- ネガティブに捉えて考えてしまっている
- 学び方を分かっていない
からです。
そこで今回は、7か月間教習所へ不登校になって逃げていた私が、その後最短で卒業した考え方・学び方を紹介します。
合宿免許がつらくなくなる「考え方」~7か月逃げた私が最短で卒業した方法~
考え方①:「できなかったこと」を「できること」にする場=教習所
技能の予習をして、いざ運転
なぜかできない
分かっているけど違うことをしてしまった
それなのに、教官に補助ブレーキを踏まれる、注意される。
なんで自分はできないんだ
そんな人に言いたい。失敗してもいいんです。なぜか?
それは「できなかったこと」を「できること」にする場が教習所だからです。できなくて当然なんです。
失敗して自分を責めるのではなく、冷静に「なぜ失敗したのか」を分析することが大切です。
そして、少しでも成長した点を見つけて、「できた」と認めてあげてください。
考え方②:他人のことは気にせず、今自分ができることを、自分のペースで行う
例えば、右折の時に…
教官に「なんで曲がらないの!」「後ろの車に迷惑だよ」と言われたり
「曲がらないと後ろの車は嫌かも」と思ったり
対向車がいるけど、少し遠いからスピード出せば行けるかも
そして補助ブレーキを踏まれる
- なぜ、踏まれたか?
-
距離が近ければ追突、安全確認できていなかったら歩行者をはねるかも知れないから。
- なぜ、行こうとしてしまったか?
-
- 教官に注意されたから
- 後で注意されるかも知れないから
- 周りに迷惑がないようにしたいから
言い換えれば、教官・周りの人を気にして、自分にできないことをやろうとして失敗している。
なので、
- 教官を気にしない
- 他の車を気にしない
の2つを守って、「自分ができる限りのことはするが、それ以上は望まない」姿勢で運転しましょう。
考え方③:良いと思ったことのみ素直に取り入れる
感情的な指導をされたり、自分が前に教わったやり方と違う指導をされたり…色々あります。
そのため、すべてを真に受けているとつらくなってしまいます。
なので、「なぜそう言ったのか」を考えて、納得できるものを取り入れるようにしましょう。
一方で教官はきつく言うことがあっても
安全運転しないと、自分や載せている家族・友人や他人の人生を狂わせてしまうかもしれない。
だから、軽く考えて指導はできない。
と思って指導しています。
なので、適当に聞き流すのではなく、感謝しつつ必要なことのみ取り入れていきましょう。
合宿免許が難しくなくなる「学び方」~7か月逃げた私が最短で卒業した方法~
学び方①:型の暗記で
型を覚えたり、見る箇所や手順をあらかじめ決めておきましょう。
技能では、
進路変更では… ミラー
合図 目視交差点の右折では… 対向車・前から来る歩行者や自転車・ミラーで見える歩行者や自転車・右後ろの目視・右折した先を見る
といったようにするということです。運転に慣れた人とは違って、見落とす可能性が高いからです。
学科では、
教科書を端から端までしっかり覚えようとしてはいけません。オーバーワークになるからです。
なので
- 問題に取り組む
- できなかったものを、理由を教科書で確認して覚える(不正解が多ければ、覚える範囲を絞って確実に覚える)
- 繰り返していく
そうすることで、簡単にできるようになります。
学び方②:混同せずに明確にして
徐行するところ・警笛の区間、駐車禁止・駐停車禁止など、混同しやすいですが
明確に区別しておぼえるようにしましょう。
- 「後退の合図は、後退しようとするとき」
- 「進路変更の合図は、進路変更しようとする約3秒前」
- 「交差点では5m駐停車禁止」ではなくて、「交差点と交差点の端から5m以内は駐停車禁止」
こんな感じで、明確にしていきましょう。
学び方③:失敗の原因を分析して改善する
いくら運転しても、失敗を振り返らなければ上達しません。
逆に、失敗を振り返れば、何をすれば上達していくかが明確になります。
そして失敗の傾向を把握していくことで、特定のパターンがわかり、自分だけの「運転対策集」ができあがります。
特に運転は心理的なものに影響されやすいです。
例えば、見た方向に向かってしまうので、中央線を見ていれば中央線に、車道外側線を見ていれば歩道の方に向かっていきます。
ですから、心理的なものを考慮して傾向を把握していきましょう。
その他、知っておいた方が良いコツ
つらいのは1段階の後半⁉
これは良く言われることです。路上に出てしまえば、所内よりも楽しく感じるようになります。
私の場合、後半ではなく最初からつらかったですが、路上の方が楽なのは本当だと思います。
予習・復習にYouTubeが効く
YouTubeには教習所が作った良質なコンテンツがあふれています。
先ほど述べた、自分が苦手なところをYouTubeなどで補うと効果的です。
合宿の暇なときに見るのがおすすめ(翌日に効果を実感!)
それでもつらい人は転校しよう
教習所では転校が可能です。具体的には以下のようになります。
- 他の教習所で途中から引き継げる
- 教習期限も引き継がれるため、期限切れにならないように
ただし、合宿免許の際の交通費を自分で持つことになったり、新しい教習所での入学金が必要になったりします。
ですので、本当につらい場合は親に転校の許可を得て、手続きをすると良いでしょう。
具体的な手続きについては、教習所の受付に相談するようにしましょう。
まとめ:合宿免許がつらい・難しいを乗り越えよう!
この考え方が身につくだけで、つらいと感じることは少なくなるでしょう。
それどころか、バイトを始めるとき・資格の勉強をするとき・新卒入社後…など、いつでも前向きに学んでいくことができるようになります。
今経験している合宿免許は、つらいかも知れませんが今後も使える考え方を学ぶ場になっているんです。
当サイト「ガクハル」では、他にも大学生に役立つページを用意しています。ぜひ、ご覧ください。