数学が苦手な理由&解決策を徹底解説!2ヶ月で克服しよう

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【数学】全くできない・わからない・苦手を克服する方法

この記事に来た人は以下のようなことを思っているでしょう。

「数学が全く分からない、理解できない」
「嫌いだけど、このままだとテストがやばい」
「少し前まで数学が得意だったのにできなくなった」
「皆より頑張ったのにどうして成績が上がらないのか」
「泣きたくなるほど数学が分からない」

どれだけやっても数学ができない、嫌すぎてやりたくないという人はとても多いです。

そんな人のために、この記事では数学が苦手な理由とその解決方法について徹底解説。どんな人でも2か月で数学ができるようになる方法を紹介します。勉強する際に意識するポイントまで分かるので独学でもできるようになります。

この記事でわかること
  • 数学がいつになってもできない理由
  • 付け焼刃ではない本質的な解決策
  • 数学が苦手な人でも2か月で克服できる勉強法

この記事を読めば、今後あなたは数学で心配することがなくなるでしょう。

目次

数学がわからない原因

数学がわからなくなる原因、苦手になる理由は以下にあります。

この流れを断ち切るには

  • 本質的な理解と暗記
  • 分からなかった所や忘れてしまった所を復習する
  • 授業に間に合うように取り戻す(自分の勉強と授業を切り離してやる)

ことが必要になります。

そこで、ここでは数学という科目と授業の性質を知り、それに合った対策をしましょう。

数学は積み上げ型の教科です。中1で習ったことは中2でも中3でも出てきます。正負の数が分からないのに方程式がわかることはありません。これを「積み上げ型」と言います。因みに数学と逆に理科や社会は「独立型」と言います。

それに対して、授業は過去にならった前提で進行していきます。すると

  • 過去に分からなかった所や忘れていた所がある場合、今習っている単元は理解できなくなる
  • 一度遅れると取り戻すのが難しい
  • どこをやったら良いのかも分からない、わからない所がわからない

というようなことが起きてしまうのです。その結果嫌いになったり成績が上がらなくなったりしてしまうのです。

苦手を克服する本質的な解決策

解決策①:本質的理解をする

必ず単元の本質を理解するようにしましょう。数学が得意な人との差はここにあります。

一見時間がかかることですが、これができるだけであっという間に単元の全体像が掴めてしまうこともあるくらい、実は早い方法なのです。

解決策②:過去の分からなかった所や忘れてしまった所をつぶす

多くの人はこれをやりたがらず、いつになっても数学ができずにいます。

付け焼刃の暗記という方法は後で苦しむ原因です。

先ほども述べたように数学は積み上げ型の教科であり、授業は過去に習った前提で進行していきます。そうすると、今習っている単元は理解できないことになります。

だから、過去の分からなかった所や忘れてしまった所に戻らなければなりません。たとえ中学の範囲でも腹を据えて取り組んでみてください。きっと、今のあなたを救うことになります。

解決策③:授業のスピードに関係なく勉強する

真面目な人ほど、これができずに宿題をこなすことや授業内容を復習しようとします。

しかし、このやり方は大抵失敗に終わります。

色々なところに手を出してしまうと、ただでさえ学校でいろんな分野を勉強しているのですから、力が分散してしまいます。

そうすると、なかなか成績が上がりません。というより復習の頻度が下がり前に習った内容を全く忘れたとき復習する勉強になり、なにも成績が上がりません。こんなことを繰り返しているうちに嫌になってしまうのです。

宿題や授業の復習などで力を分散させず、授業のスピードに関係なく勉強しましょう

これをやるだけで今までにない自分になることができます。

宿題をやらなくても良いと言ったわけではありません。むしろ、私は宿題はためになると思っています。
しかし、宿題のせいで勉強についていけなくなったら本末転倒です。
一時的に、自分で勉強することを優先して取り戻してから宿題に復帰するのが大切です。

数学が苦手な人でも2か月で克服できる勉強法

これだけで変わる 勉強のコツ3選

1.「なぜこう解くのか」が分かった上での解法暗記

もしかしたらこの中にも、「答えの暗記」「解説の丸暗記」「問題の解法を暗記しただけ」で勉強を終わらせる人がいるかもしれません。しかしそれだと、いっこうにできるようになりませんし、なにより、テストや入試には対応できません。

それは、テストや入試がそのままの形で出ることは少ないからです。つまり、その問題だけでなく形を変えた見方を変えた問題にも対応できなければいけないということです。

では、どうしたら形や見方を変えた問題に対応できるようになるのでしょうか。

そこで役立つのが本質的理解です。これができるだけでどんな問題にも対応できるように変わってきます。謎が氷解していきます。

ですから数学では、単語のように「matter=問題」と一対一で暗記するのではなく、「なぜその答えになるのか」「なぜその問題はその解法で解くのか」を理解した上で解法を暗記してください。

「なぜこう解くのか」が分かった上での解法暗記
答えの暗記・解説の丸暗記・問題の解法を暗記しただけ

2.「1か月で3~7周」する勉強法

勉強を進めることだけでなく復習することを意識しようということです。

人間は忘れるようにできています。忘れることで記憶の整理や概念の理解をしています。だから忘れるのは普通のことです。

一方、人間は生活する上で必要なものを覚えるようにできています。その基準に含まれるのが「回数と頻度」です。それが「1か月で3~7周」という勉強法です。これで長期記憶にすることができます。

ものすごい回数だと思った人もいることでしょう。しかし、これ以外の反復回数・頻度では大抵忘れます。「いくらやっても覚えられない」そんな経験は誰にでもあるでしょう。その原因がこれなのです。

だから必ず「1か月で3~7周」勉強することを徹底してください。

「初めて勉強する時=1周目」として復習するたびに2周目、3周目となっていきます。

3.超実践的な「毎回の流れと復習のペース」

まず、毎回の流れについて説明します。

STEP
参考書を読む〔1周目のみ〕

参考書を読んで本質を理解します。
その際「なぜその問題はその解法で解くのか」を意識しながら読むことで本質的に理解します。

STEP
問題集を解く

参考書を読むことで理解した解法を実践に生かしていきます。

5分間考えても分からなかったら解説を確認しましょう。
勉強においてテンポは大切です。テンポが悪くなると嫌いになったり苦手意識ができたりします。
ですから、5分考えても分からなかったら解説を読みましょう。

STEP
解答を確認

「次からこう考えれば良いんだな」と思いながら読みましょう。

STEP
参考書に戻る

最初に読んだ時より深く読むことができるかもしれません。
STEP3で解説を読んでも分からなかった場合は、参考書を読みながら解答と一つ一つ見比べて確認してください。

STEP
もう1度やる〔できなかったら

解答を見て、参考書を読んで、ハイ終わり。これじゃあできるようになりません。
分かった気で終わるのではなく自力でできるか試しましょう。テスト中は、解法を調べることも参考書を読むこともできません。

その瞬間は完全にできるようにしましょう。これが暗記の基本です。
完全にせずして長期記憶になることはありません。

この「もう1度やる」習慣があるだけで勉強効率が爆上がりします。面倒くさく感じるかもしれませんが、意外とやってみればすぐに終わります。絶対にやるようにしましょう。

次に、復習のペースについて説明します。

「その日中or次の日の朝→週末→1周目から2週間後→月末」と言われることが多いです。しかし、最近の研究では復習間隔を徐々に開けていくよりも等間隔でやることが推奨されていますし、何よりこのやり方はとても計画が立てにくい。ですから、ここではもっと計画が立てやすい復習方法を紹介します。

復習その
その日中 or 次の日の朝 2周目

24時間以内に復習しましょう。
ここで「その日中」と書きましたが夜寝る前が一番暗記に適しています。しかし、寝る前は面倒くさくなりがちで習慣化しにくいので「その日中」にしました。また「次の日の朝」というのは午前中はドーパミンという神経伝達物質が出やすく記憶に適しているからです。どちらでも良いので続けやすい時間を探してみてください。

復習その
週末 3周目

ここまでやれば結構記憶に残り続けます。しかし、長期記憶にはまだなっていないので「問題集が終わったら1周」やってください。

復習その
忘れたと思うところを時々復習〔場合に応じて〕

必要だと思ったらやった方が良いでしょう。
やっていると必ず難しい所や忘れやすい所があるものなので一応書きました。

時々というのは週末をおすすめします。つい不安になってやりすぎてしまうと、復習ばかりになり新しく勉強するところが進まなくなってしまいます。だから1週間間隔の週末がおすすめです。

復習その
問題集が終わったら1周

これで最低で4周したことになります。長期記憶になりましたが、モノによっては忘れることがあるので月に1回くらい目を通しておいてください。

このようにすると1週間単位で完結しているので「進めたら復習する」ことが徹底しやすく、計画しやすいと思います。

今言いました勉強法は、必ずすべて行ってください。何かステップを飛ばして結果がでることはありません。厳しいことを言われたように感じた人もいるかもしれませんが、それだけ重要なことなんです。必ずすべて行ってください。

おすすめ参考書と使い方

数学がわからない・苦手な人におすすめの参考書を厳選しました。

高校内容からできなくなった人

まず1つ目は「やさしい高校数学」です。高校内容になってからできなくなった人におすすめです。

やさしい高校数学の特徴

丁寧な解説と会話形式

よくある簡単そうに見せるための会話形式ではなく、本当に意味のある会話形式となっています。その単元・問題を解説するうえで出てくるであろう質問を見事に網羅しています。
ですから、読んでいて出てきた疑問にも確実に答えてくれます

厳選された良問

定期テストはもちろん受験に対応できる良問が厳選されています。

別冊問題集

本冊で解説されている問題が載っています。そのため別冊問題集でできなかった所を本冊で理解するという使い方もできます。

使い方は基本的には先ほど話した通りですが、補足します。

まず、解説を読みながらやってみてください。数学が苦手な人は目で追っているだけになりがちです。無駄な文はないので、考えながら読むためにも、読みながらやってみてください。

次に、この参考書だけではアウトプットが足りないので「基礎問題精講」という問題集を買うことをおすすめします。

学校の教材でも良いですが、問題数が多く上達に時間がかかってやる気をなくしてしまうことが多いです。

基礎問題精講はやさしい高校数学との相性が抜群に良いので、正直これ以外の問題集は考えられません。しかも、中堅大学に合格できるほどの実力が付くので、定期テストで上位を取ることまでできるようになるかもしれません。

「毎回の流れ」通りに、「やさしい高校数学を読む→基礎問題精講を解く→解答を確認→やさしい高校数学に戻る→もう1度やる」という流れで勉強しましょう。ただし、「やさしい高校数学」の1つの範囲を読んだら「基礎問題精講」の同じ範囲をやってください。間違っても1冊まるごと全範囲読んでから解くということがないように。

中学内容から復習した方が良い人

2つ目は「やさしい中学数学」です。中学内容から復習した方が良い人/中学から数学が苦手だった人におすすめです。

この参考書の特徴は、先ほど同様の「丁寧な解説」はそのままに、中学数学がわずか1冊で復習できます。

使い方は「やさしい高校数学」と全く違います。

この参考書では主に「例題」「check」という問題があり、別冊問題集では「check」をまとめてあります。

  1. 分かっていない所を発見するために、健康診断を受けるかのように別冊問題集を一度すべて解きます。
  2. できなかった所や怪しい所を本冊で理解します。
  3. もう1度自力でできるか確認します。

このようにやれば効率的に弱点を発見・克服することができます。これが難しいならば最初から読んでやっていくことをおすすめします。

それでも難しそうだと思う人、泣くほどわからない人

それでも難しそうだと思う人は塾に行きましょう。

おすすめは坪田塾です。坪田塾は『ビリギャル』のモデルになった塾で、一人ひとりに合った指導に定評があります。オンライン個別指導もできるので、近くに坪田塾がなくても良質な指導を受けられます。

『ビリギャル』とは

映画化されたノンフィクション作品で、一時社会的ブームを引き起こしました。同書は、1年半で100万部のベストセラーとなりました。

坪田塾の特徴
  • 6~7割が正社員。多くの塾はアルバイト講師が大半なので驚きです。
  • 講師は全員、心理学に基づいた指導ができる
  • 一人ひとりに合った勉強法や考え方、調べ方が身につくので自分で勉強できるようになる
  • 個々に合ったカリキュラム・教材にしているので成績が上がりやすい
  • モチベーション維持もできるようになる
  • 大学受験だけでなく定期テスト対策までやってくれる

無料入塾説明会では、入塾しなくても勉強に役立つ情報が聞けるので、説明会だけ聞きに行くのもアリだと思います。

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まとめ:苦手を克服して楽しい高校生活を送ろう

授業に頼らず、過去の分からなかった所や忘れてしまった所を本質的に理解をして、自分で参考書で勉強をしていけば必ずあなたの努力は報われます。今まで数学で苦しんできたあなたが、数学から解放されるときはもうすぐです。

当メディア「ガクハル」の記念すべき1記事目を読んでくださりありがとうございました。

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